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Channel: Life in America ~JAPAN編
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ドッグパークの屈辱・その2

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やっとあったかい日が続くようになってきたこの頃。
課題の山に追われて座りっぱなしだったので、久々にリラックスするためにGOROを連れて近所のドッグ・パークへ歩きに行った。
しかし、かえってフラストレーションがたまる事件が勃発。

ここには前から”主”のような顔をして他の犬をジャッジする、いけすかない白人オバサンがいるのだが、この女は前からGORO、いや柴犬に対して偏見をもっていてよく思っていない。
前にも、GOROと他の犬がちょっとした喧嘩をした時も自分は何の関係もないのに相手方のオーナーに100%味方して散々悪口を言い散らしていた。

ドッグパークの屈辱

今日は今日で、また自分とはまったく関係ないのに、GOROが他の犬にちょっとした威嚇をしたあと鬼の首をとったかのように割り込んできた。

「だいたいアンタの犬は凶暴なのよ。他の犬に近づけさせないで」
これにはさすがにブチキレた。
「何も見てないのに口出ししないでくれる?」
するとこの女はますます凶暴になり、あることないこと大きな声でまくし立て始めた。

「あなたの犬、この間も(1年前の話)他の犬を襲ったでしょう?あの犬血を流していたわよ」
「ルールに従ってオーナーさんにはちゃんと謝って連絡先を渡ししましたよ。逃げも隠れもしてませんが」

だいたい一方的に襲ったのではなく、しつこくちょっかいを出されて一喝しただけじゃん。
言い返されてびっくりしたのか、彼女の話はトンチンカンになっていく。
「あなたのご主人はいい人だけどだいたいあんたは・・・」

ほほう、あんたはただのレイシストね。このへんじゃよくいるタイプね。
だいたい公共の場であるドッグパークで大勢の手下とグループ組んで自分がBossみたいにお山の大将しているあんたの方がどうかしている。

あんまり腹立ったのでその場を離れてGoroと先に歩いていたPちゃんにぶちまけた。
そしたらこれを聞いて今度は彼がキレた。

「僕の妻をいじめるようなことは僕が許さない、ととっちめてやる」

(いやいや、私じゃなくてGOROの話なんですけど。ややこしいから話をまぜこぜにするなー!)

Pちゃんが彼女に近寄って声をかけると、
「あー、もう何も聞きたくない。あっちへ行って」と言われ、Pちゃんますますブチ切れた。

この手の人間とは理路整然とした会話は絶対に成立しない。
こちらの要点ははっきりしている。
1)他人の犬のファイトに当事者でもないのに、しかも見てもいないのにしゃしゃり出てくるな。
2)何も起こっていないのに人に「犬を近づけるな」という権利は誰にもない。
3)今後一切、このような口出しをするな。

これをはっきりさせるために、この公園を仕切っているポリスを呼んで私たちの言い分を聞いてもらいさっさと帰ってきた。
アメリカは何でもポリス。こんなことで、と思ってもすぐにオーソリティを持つ第3者に入ってもらうのが一番早いのだ。

このおばさん、私たちがそこまでやるとは思ってなかっただろう。
でも、こういう輩は誰かがちゃんととっちめておかないと公共のためによくない。
彼女のことを疎んじている利用者もけっこういるようだ。3年半も通っていればわかる。
現に、ポリスを待つ間あるひとりの女性がPちゃんに近づいてきて「あなたの味方よ」と言ったらしい。

おばさん、アジアンだと思って私を見くびったな。
何があっても受けて立つぜ。


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