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Channel: Life in America ~JAPAN編
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「四国の右下」を旅する記 ~その①

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先月のことになるけれど、「四国の右下」(徳島県南部5市町:阿南市・那賀町・美波町・牟岐町・海陽町)にミニトリップに行ってきた。

コロナで壊滅的なダメージを受けている旅行業界に少しでも貢献したいという気持ちと、「もっと!とくしま応援割」(県内で宿泊した場合に、1人1泊最大5,000円の宿泊助成がでる)や、さらには「とくしま周遊クーポン」(県内の利用対象施設で利用できる最大5,000円分のクーポン)を使ってどこまで楽しめるかを試してみたかったのだ。

 

密を避けるため、もちろん平日を選んで(フリーランス万歳!)、心強いパートナーであるトレイルランナーかつ幼馴染のSちゃんの車で自宅を8時に出発。

3日間の徳島再発見の旅が始まった。

Day1)

午前10時、薬王寺(日和佐)着

人っ子ひとりいない・・お遍路さんもいない・・・そして、桜まではあと1週間(まだつぼみ)。

このあとは一気に海陽町まで車を走らせ、鞆浦(とものうら)漁港に到着。

 

いかにも・・というかんじのノスタルジックな田舎の漁港の風景が広がる。

 

しばし海を眺めつつ、愛宕山遊歩道をハイキング。

けっこうな坂道だったが、Sちゃんは何食わぬ顔ですたこらさっさ。

 

展望ポイントに到着。Sちゃんが慣れた手つきでささっとお茶を入れてくれる。

さすがサバイバルレース経験者  ありがたや~。

 

午後1時。今日のランチは、地元のソウルフードで有名なお好み焼き「のなみ」で。

このお店は古くからサーファー御用達なのだそうだ。

 

人気メニューの「かしわ焼き」と「豚チーズ玉お好み焼き」で腹ごしらえ。おいしかった~。

ビール飲みたくなる味~ 

宍喰を通り越し、阿佐海岸鉄道の終点、最南の駅、「甲浦駅」へGO!

ここにはもうすぐ(2021年夏)今話題のDMV(線路と道路の両方を走る車両)が走る予定。なんと世界初 

目下駅舎の改築工事が行われていた。

ここで鉄道から陸(バスモード)に切り替えが行われる。つまり、列車→バスになり、乗り換えずに室戸までアクセスできるわけです。

さて。どうして世界初の列車がこんなに小さな田舎の路線(失礼!)に採用されたのか?というと、ひとつはもちろん補助金をもらっての地域おこし兼地元の交通路線の充実。

さらなる大きな理由は、DMVの鉄道は列車の鉄道とは全く構造やサイズが違うため、DMVを導入したらもう今までの列車は走れないのだそうだ。つまり、列車を捨てる覚悟で導入できるかどうかという選択を迫られるので多くの路線は断念せざるを得なかったのだとか。

この阿佐海岸鉄道~室戸路線なら、その両方の条件がぴったりはまるというわけだ。

早く乗ってみたい!

 

2時過ぎにひょっこり立ち寄った甲浦(かんのうら)漁港(高知)では、朝捕れたばかりのピッチピチのハマチを処理中。

うまそう!うまそう!うまそう~!

 

”サーファーズパラダイス”、生見サーフィンビーチには多くのサーファーが波を待っていた。この日の波は比較的穏やか。

その辺の車はみな、神戸ナンバーばかりなり。

   

そして再び徳島・宍喰(海陽町)へ。

「四国の右下観光局」さんの情報によると、宍喰駅前の菜の花畑が満開らしく。

目下試運転中DMVとのツーショットを狙っていってみた。

写真のスタンバイをしていたら、「今日はDMVは宍喰駅にはもう来ないそうです~」と、駅員さんが追いかけてきて教えてくれた。残念・・・でも、ありがとう、駅員さん

 

 

今回のお宿(2泊)は、お遍路宿「えびす屋」さん。

徳島で最南の宿、ほとんど高知県との県境にある家族経営の、小さいけれどとても清潔でご飯のおいしいお宿だった。

地元の海の幸と畑でとれたお野菜たっぷりの夕食。

朝食もヘルシー 具だくさんのお味噌汁に元気をもらいました。

 

1泊5000円~7500円(食事あり、なしにもよる)なので、「とくしま応援割」を使うとほぼ自己負担なし。

しかも1泊ごとに5000円分の「周遊クーポン」がもらえるので、翌日はそれをいろんな場所でつかえるときたもんだ!

これを使わないで放っておくのはもったいない。

県民のみなさん!ぜひ応援割を使って身近な旅行に(コロナ対策ちゃんとして)出かけましょうぞ。

 

・・・Day2につづく。

 

 


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